全国旅行支援について宮城県の村井知事は17日の会見で「効果が出ている」との認識を示しました。

村井知事「皮膚感覚でしか言えませんけども、(宮城県内の観光地は)相当にぎわっておりますね。昨年、一昨年とは比べ物にならないぐらい」

 これまで地域ごとに実施してきた割引制度が11日から県内を含むほぼ全国に広がったことを受け、村井知事は「効果が出ている」との認識を示しました。

 また、県内への旅行予約が殺到し一部の宿泊予約サイトで予約を終了したことを受け、県では14日に追加の予算を配分したということです。

 一方、仙台空港と台北を結ぶ定期便について再開の時期が10月30日から12月以降にずれ込んでいます。

 村井知事は県内への外国人旅行客を増やしていくにあたって、仙台空港での国際線の再開に必要な人手の不足が課題になっていると指摘しました。