大手旅行会社の調査で、この年末年始に国内旅行をする人は新型コロナの感染拡大前の約7割まで回復する見通しが示されました。宮城県の旅行代理店によりますと、コロナ禍で減少傾向にあった都市部への旅行が人気となっています。仙台市で街の人たちに年末年始の過ごし方を聞きました。

 「函館に2泊3日で旅行に行きます」「東京の実家に帰ってのんびりみんなで過ごします」「ディズニーランドに行きたいです。夢の国」

 コロナ禍で迎える3回目の年末年始、宮城県の旅行代理店によりますと旅行需要に変化が出ていると言います。

 たびのレシピ佐藤秀彦社長「2021年は、近場の県内とか近隣の県の温泉に一泊の旅行がほぼでしたが、2022年に関しては首都圏や関西、そのあたりが年末年始旅行の申し込みをいただています」

 こちらの旅行代理店ではこの年末年始、国内旅行の予約が2021年の1.5倍に増えています。

 2021年は県内の温泉が一番人気でしたが、2022年はコロナ禍前と同じように東京ディスニーリゾートを含む東京方面が1位、2位は関西方面で特に大阪のユニバーサルスタジオジャパンの人気が高まっています。 また、沖縄や九州など遠方への旅行を予約する人も増えています。

 たびのレシピ佐藤秀彦社長「今まで近場で皆さん我慢されていたのを遠くまで行く傾向がどんどん秋以降広がっている感じ。ウィズコロナの中に入ってきたのかなと少しずつ需要が順調に伸びてきている感じする」