津波が浸水した仙台市の東部沿岸地区に、にぎわいを作り出すための新たな取り組みについてです。2023年夏、仙台市は震災遺構や観光施設がある若林区の荒浜地区で周遊バスの実証実験を行うことを決めました。このバスの周遊ルートに入る若林区の複合観光施設アクアイグニス仙台では、周遊バスの運行によって地域に新たな相乗効果が生まれるとして期待を寄せています。

 仙台reborn深松努社長「大歓迎、大歓迎です。もうウェルカム。

いっぱい(バスを)出して欲しいですよね」 温泉や食事、買い物を楽しめる複合施設、アクアイグニス仙台は、津波被災地のにぎわい創出を目指し、2023年4月に集団移転跡地にオープンしました。

 施設を運営する仙台rebornの深松社長は、周遊バスの運行によって地域に新たな相乗効果が生まれると同時に、車が無い人にも来てもらえると大きな期待を寄せています。

 仙台reborn深松努社長「来たくても来られないというお声もあったので、うちもシャトルバス出してますけど、アクセスの手段が増えるのは大歓迎なので、是非そういう方たちにも来てもらいたいと思ってます」

 深松社長は、国際線の再開などをきっかけにインバウンドによる集客にも期待を寄せています。

 16日、台湾の国会議員や市議会議員が被災地視察に訪れ、地元の野菜や酒などを販売するマルシェを見て回りました。

 青年代表訪日団葛永光団長「観光客を引き付けるには美しい風景、ご当地の文化伝統を感じられるもの、おいしい食べ物、交通の便が良いかといった条件が必要。こうした条件が整えばより多くの台湾の人たちが来てくれると思う」

 訪日団の代表者は、被災地にこうした施設があるということは重要とした上で、交通の利便性向上によって観光地としての魅力がより高まるだろうと話していました。

 仙台reborn深松努社長「被災地がこうやって復興を遂げて次のステージにもう入ってますよね、ほとんど世界の方は(コロナ禍で)誰も見てないので。これから台湾便を含めタイ、韓国、いろいろ入ってきますし、伸びしろは本当にたくさんあると思ってますので、楽しみにしています」