冬の訪れを告げるハクチョウの第一陣が、宮城県の伊豆沼周辺で確認されました。

 9日午前8時半ごろの伊豆沼近くの水田です。2羽のオオハクチョウが羽を休めています。

 県伊豆沼・内沼環境保全財団によりますと、8日正午ごろに伊豆沼周辺を飛ぶコハクチョウを今シーズン初めて確認できたということです。

 宮城県での確認は、前シーズンより1日遅く例年並みということです。

 県伊豆沼・内沼環境保全財団嶋田哲郎研究室長「このところ急激に冷え込んでいるので8日に宮城県各地で発見されてるようでして、一気に来たのかなという気がしています」 ハクチョウは約4000キロ離れた北極圏から飛来し、伊豆沼周辺では最大で3000羽が冬を過ごし、本格的な冬の渡り鳥の飛来シーズンを迎えます。

 9日午前7時ごろ、伊豆沼近くの水田に18羽のコハクチョウと2羽のオオハクチョウが飛来したのを確認しました。