宮城県初進出となる星野リゾートが展開する温泉旅館、界 秋保について施設のデザインなど詳細が発表されました。

 星野リゾートは、仙台市太白区秋保温泉のホテルきよ水の経営権を取得し、2023年6月から改修工事を進めています。

 地上5階建ての本館と別館の湯小屋を備え、49の客室をリニューアルします。

 秋保温泉の観光名所、磊々峡をイメージしたご当地部屋、紺碧の間では四季折々の景色が楽しめるほか、仙台ガラスのアートや障子)にこけしの柄が描かれるなど、様々な宮城県らしさが取り入れられています。

 木々に囲まれ渓流の音が流れる露天風呂や、宮城県の食材を味わえる懐石料理を楽しむことができます。

 秋保を訪れた人からは、宮城県初進出の星野リゾートに期待の声が寄せられました。

 「宮城県に無いなって思ってたので、ここにできたらお客さんがいっぱい来てくれるから、にぎわうんじゃないかなって」「他の県にあるので、行きたいけどちょっと遠いなっていうイメージはあったので近くにできたら行ってみようかなって」

 星野リゾートの界ブランドは「王道なのに、あたらしい。」をテーマにしていて、全国22カ所で展開している高級温泉旅館です。

 星野リゾート星野佳路代表「仙台市に住んでいらっしゃる方々が、星野リゾートを体験していただける初めての施設になる。宮城県らしさ、秋保らしさということ以上に星野リゾートとしてのおもてなしが提供できるように設計していくことは大事だと」

 2024年4月25日オープンの界 秋保は、1泊3万1000円からで10月12日から予約を受け付けています。