宮城県利府町役場で、早朝に大地震が発生したことを想定した抜き打ちの防災訓練が初めて行われました。

 21日朝、利府町役場では午前5時45分ごろ「宮城県沖で最大震度6強の地震が発生した」という想定で抜き打ちの訓練が行われました。

 役場には一斉メールを受信した職員が続々と駆け付けました。

 訓練では招集された職員255人のうち、約7割の職員が45分以内に登庁し、それぞれの部署で初動対応などを確認しました。

 熊谷大町長や町の幹部に加え、消防や自衛隊からも職員が参加して災害対策本部会議を開催し、町内の被害状況を踏まえどこに避難所を開設するかなどを話し合いました。

 熊谷大利府町長「災害はある日突然時間関係なくやってくる。そこに迅速に対応できるようにこの訓練を生かしていきたい」

 利府町役場で抜き打ちの訓練が行われるのは、初めてということです。