JR仙台駅西口の商業施設EDENについて、運営会社が2024年1月にもテナント契約を終える方向で店側と交渉していることが分かりました。テナント契約終了後は閉店するとみられ、仙台駅西口の再開発が進んでいく可能性があります。

 21日、仙台市の郡市長が定例会見で明らかにしました。郡市長は、閉店後の計画については「決まっていない」と聞いたとし、次のように述べました。

 郡仙台市長「更新しないというような方向性が示されたことについては、何らか動きがあるのであろうと期待もするところでございます。開発計画があるとすれば、早めにお聞かせいただければありがたい」

 EDENは2011年、仙台ホテルの跡地でオリックスの関連企業が開業し、今は飲食店など15のテナントが入居しています。

 隣にはオリックスの関連企業が持つ「GSビル跡地」があり、エデンも含めて一体的な再開発が進む可能性があります。

 オリックスの広報担当者はkhbの取材に対し「テナントとの個別の契約の詳細内容に関しては、こちらからお伝えできません。今後は未定です」としています。