宮城県各地で活動する地域おこし協力隊が、地場産品の展示や販売を行うイベントが県庁で始まりました。

 地域おこし協力隊は、移住者らが自治体などに雇われて地域の活動を担います。宮城県では25市町で160人ほどの隊員が活動しています。

 16の市と町の隊員ら約50人が県庁1階のロビーに集まり、地場産品の展示や販売などで地域の魅力を発信しました。

 埼玉県で育ち、栗原市で隊員を務める前田朝子さん(42)は、首都圏で伝統工芸に関わる仕事をしてきた経験を生かし、栗原伝統の藍染をPRしています。栗原市地域おこし協力隊員前田朝子さん「栗原市は自然も多いんですけど、伝統工芸品もたくさんありまして、ぜひ見に来て下さい」

 このイベントは、宮城県庁で12月1日も午前10時から午後2時まで開かれます。