宮城県石巻市で消防団の出初式が開かれ、4年ぶりにポンプ車の一斉放水が行われました。

 出初式には消防団員約500人が参加し、初めに能登半島地震の犠牲者へ黙とうを捧げました。

 石巻市消防団の出初式は7つの地区団ごとに行われてきましたが、初めて統一して開催されました。

 4年ぶりにポンプ車14台による一斉放水が行われました。

 石巻市消防団後藤嘉則団長「気持ちを新たに全体の士気向上に努めたい。市民の安全安心のために訓練を進めていきたい。新年において気持ちを新たに、無災害、無火災で過ごせるようみんなで協力して頑張りたい」

 石巻広域消防によりますと、2023年に石巻市で発生した火事は、2022年より3件多い40件だったということです。