宮城県が進める4病院再編で、厚生労働省は仙台赤十字病院と県立がんセンターについて、国が集中的に支援する重点支援区域に選びました。

 仙台赤十字病院と県立がんセンターについては2023年、統合することで基本合意し重点支援区域への選定を申請していました。 重点支援区域に選定されたことで、病床を削減した場合などに国から手厚い財政支援を受けられます。

 県保健福祉部大森秀和副部長「財政支援への大いな期待と助言という形での技術的支援が得られるということですので、その点についても大いに期待しているところでございます」

 一方、厚労省は選定に条件も付けていて、仙台市などの自治体や地域住民に丁寧に説明し、理解を得ることを求めています。