災害時に必要となる重機を配備しオペレーターの育成も図ろうと、東京都の財団が宮城県石巻市に整備した防災拠点となる倉庫が完成しました。

 全国の自治体で防災拠点づくりを進めている東京都のB&G財団が、石巻市と防災に関する協定を結びました。

 倉庫には救助艇や油圧ショベル、ダンプなどの重機が配備され、オペレーターを育成して災害時の早期復旧を目指します。

 B&G財団菅原悟志理事長「災害は来てほしくはありませんが、万が一の時は配備した重機を活用いただいて、復旧復興に役立てていただきたい」

 石巻市はB&G財団から3900万円の支援を受け、2024年から防災倉庫の整備と人材育成を進めています。

 B&G財団による防災拠点の整備は、亘理町、大崎市に次いで宮城県で3カ所目です。