東日本大震災から15年、ベガルタ仙台は震災を経験している東北出身の選手たちが地域の人に夢や勇気を届けたいと勝利を誓いました。
震災から15年となった11日、森山佳郎監督と武田英寿が献花場を訪れ、震災が起きた午後2時46分に黙とうを捧げました。
武田英寿選手「あの時のことは必死であまり覚えてない。宮城・仙台を背負って夢や希望を与えられるチーム・選手になりたい」
現在のベガルタで震災を経験した人は選手、スタッフで計10人ほどです。当時は小学生だった東北のサッカー少年たちが、今はチームの主力です。
福島県出身の五十嵐聖己もその1人です。小学2年生でした。
五十嵐聖己選手「放課後でたまたま小学校のグラウンドで、サッカーをして友だちと遊んでいた。いきなり地鳴りがして、学校の壁にひびが入って壁が崩れてきた。校庭に避難して自宅に帰ったら、自宅の前の家も半分つぶれていた。悲惨だった」
五十嵐の魅力は攻撃力。前節の湘南ベルマーレ戦は小林のゴールをアシストしています。持ち前の正確なクロスは、チームの大きな武器となっています。
五十嵐聖己選手「1対1の時はみんながゴール前に枚数をかけてくれる。クロスが入って来る仙台の得点の形、新たなスタイルを作りたい」
14日のゲームに勝てば、クラブ史上初の開幕6連勝です。五十嵐をはじめ選手たちは、連勝や記録のことはあまり意識していないようです。
まずは地域のためにサポーターのために勝利を届けること、そのために全力でプレーします。
五十嵐聖己選手「この地域のためにどうやったら勇気づけられるか、結果でしか示せない。連勝は意識せずに目の前の相手に全力で向かって、試合が終わった時に喜びを分かち合えれば最高」
勝てば開幕6連勝となるSC相模原戦は、ユアテックスタジアム仙台で14日午後2時キックオフです。