不適切な飼育が原因で保護され、新たな飼い主に譲渡された猫などについて知ってもらおうという写真展が、仙台市宮城野区の動物管理センターで開かれています。

 会場には、この施設から2022年度に譲渡された猫を新たな飼い主が撮影した写真が展示されています。

 新たな飼い主が書いた猫のプロフィールで、譲渡直後や現在の猫の様子を知ることができます。

 動物管理センターによりますと保護された猫は、2021年度が376匹、2022年度が250匹と減少傾向にありますが、譲渡率は半分ほどにとどまっているということです。

 仙台市動物管理センターアニパル仙台長屋早希子主任「猫も犬も責任を持ってしっかりと管理して飼っていただく、ということの意識を向けるきっかけにしていただければ」

 この写真展は19日まで宮城野区扇町の仙台市動物管理センターアニパル仙台で、22日から3月5日までは八木山動物公園で開催されます。