暖冬の影響で、宮城県大崎市鳴子温泉のオニコウベスキー場が18日、当初の予定より1カ月以上早く、今シーズンの営業を終了しました。

 オニコウベスキー場は、コースによって、地面がむき出しになっていて、滑走可能なコースは、全8コースのうち山頂の1コースだけでした。

 今シーズンの営業は、3月20日までの予定でしたが、暖冬による雪不足に加え、今後も積雪が見込めないため、18日で終了することを決めました。

 オニコウベスキー場の西條勲社長は「12月にオープンして、2月の中旬に雪が無くなるというのは、全く予想していなかった。本当にただただ驚いている」と話していました。

 今シーズンは、雪不足でコースの閉鎖が続き、全コースで営業できたのは16日間だけ。人出も3万人を見込んでいましたが、6000人ほどにとどまりました。