極早生種の稲、おもてなしの田植えが宮城県涌谷町で始まりました。

 おもてなしは、ひとめぼれが突然変異した極早生種の稲で、ひとめぼれよりも約1カ月早く収穫できます。

 涌谷町吉住の農家で、3月3日に種まきをして15センチにほどに育ったおもてなしの苗の田植えが行われました。

 種まき直後に低温の日が続いたものの、その後は天気に恵まれたため苗は順調に育っているということです。

 黒沢重雄さん「8月の末には消費者に新米が届きますので、新米が出来たねと喜んでもらえば一番うれしいですね」

 田植えはゴールデンウィークにかけて行われます。稲刈りは早ければお盆過ぎごろを予定していて、約20トンの収穫を見込んでいるということです。