宮城県と福島県を結ぶ阿武隈急行は2023年度、約3500万円の赤字となりました。経営が厳しさを増す中、柴田町が補助金の支払いを拒否していることが分かりました。
阿武隈急行の株主総会が10日に開かれ、2023年度は利用者が約190万人と2022年度に比べ60万人ほど増えたものの、約3500万円の赤字となったことが分かりました。
阿武隈急行は累積赤字が14億円を超すなど経営が厳しく、沿線自治体などが経営改善を協議していますが、柴田町が2023年度の補助金2300万円余りの支払いを負担割合の協議中を理由に拒否していることも分かりました。