宮城県は大気の状態が不安定となっていて、西部を中心に大雨となっています。26日にかけて土砂災害や川の増水などに注意が必要です。

 宮城県は前線の影響で大気の状態が不安定となっていて、雨が降っています。

 振り始めから午後4時までの雨の量は、駒ノ湯で92ミリ、大崎市川渡で58ミリ、仙台市の新川で48ミリなどとなっています。

 大崎市は大雨の影響で土砂災害の危険性が高まっているとして、鬼首地区の399世帯725人に避難指示を出しました。

 大崎市は鬼首地区公民館に避難所を開設し、危険な場所から避難するよう呼び掛けています。

 大雨の影響で、JRは仙山線の愛子駅と山形駅の間で運転見合わせ、仙台駅と愛子駅の間で一部列車が運休しています。

 陸羽東線の鳴子温泉駅と新庄駅(山形県)の間で運転を見合わせています。

 気象台は、26日夜にかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに落雷や突風などに注意するよう呼び掛けています。