誰も気が付かない“食い逃げ”でした。使われたのは“両替トリック”。その瞬間が映っていました。
■“誰も気づかず”どうやって?
極味や赤坂店 上原昌也店長 「気付かれない感じでやられた」
被害に遭ったのは福岡市にある人気のもつ鍋店です。
極味や赤坂店 上原昌也店長 「こちらのテーブルに座りました。韓国語を話していたので韓国人かなと思う」
11日夜、店に来た家族連れとみられる4人はもつ鍋や酒などを注文し、食事を済ませると代金を払わず立ち去りました。
店が気付かなかったという“食い逃げ”の手口は“両替トリック”でした。
会計のためにレジにやってきた男。1万円札2枚と小銭2枚を持ち、店員に何やら話し掛けています。
極味や赤坂店 上原昌也店長 「1万円札を渡されて、それを色んな種類の小銭に替えてほしいと。ちょっと変だなっていう両替のお願いのされ方です」
男は何度も“両替”を要求。そして千円札などを受け取り、立ち去りました。
会計を済ませたように見えますが、実は“食い逃げ”の瞬間が映っていました。なんと男はトレーの上に置いた支払いのための1万円札もすべて持ち去っていきました。
極味や赤坂店 上原昌也店長 「(両替で)スタッフを混乱させているうちに会計の払った分も全部一緒に持ってかれた感じ」
レジのお金が足りないことから気が付き、警察に被害届を出しました。
極味や赤坂店 上原昌也店長 「一生懸命、自分たちは料理作ってやってきているので、払っていただきたかった。ただただ残念です」