全国のホームレスの数が調査開始以降、過去最小となったことが分かりました。

 厚生労働省によりますと、今年1月に確認された全国のホームレスの数は2591人で、2003年の調査開始以降、過去最少となりました。

 調査は市区町村の職員が目視で行っていて、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市や能登町など石川県の7市町は含まれていません。

 都道府県別では最も多いのが大阪府の763人で、次いで東京都の565人、神奈川県の366人でした。

 男女別では男性が2346人、女性が163人、性別が分からなかった人は82人でした。

 厚労省は「ホームレスを含めた生活困窮者に対し就労支援などを行っていて、一定程度、効果が出た」とコメントしています。