イランは固体燃料型の新型弾道ミサイルを発射した実験の様子を公開し、イスラエルなど敵対する国を牽制(けんせい)しました。
イランの国営メディアは4日、固体燃料型の新型弾道ミサイルが標的を爆破する実験映像を公開しました。
射程は1200キロで従来よりも機動性が向上し、イスラエルの防空システムなどを回避できると主張しています。
イランの国防大臣は「我々が攻撃されたり、戦争を仕掛けられたりすれば、力ずくで対応する」と述べ、イスラエルやアメリカなど敵対する国を牽制しました。
この映像はイランが支援するイエメンの「フーシ派」がイスラエルの空港を攻撃した後に公開されました。
イスラエルはフーシ派やイランへの報復を示唆していて、中東情勢は再び、緊迫度を増しています。