イスラエルが承認したガザ地区への軍事作戦拡大に関し、ガザ地区を制圧して占領下に置く内容も含まれていることが分かりました。
イスラエルメディアなどは5日、情報筋の話として、治安内閣で承認された軍事作戦の拡大にはガザ地区を占領下に置く内容も含まれていると報じました。
また、住民を南部に移住させイスラム組織「ハマス」への攻撃を開始するともしています。
同時に承認されたガザ地区への人道支援の再開に関しては、治安内閣は「ガザ地区には十分な食糧があると信じている」と伝えています。
停戦交渉の停滞によってガザ地区への物資搬入は約2カ月にわたって停止していて、人道状況は悪化の一途をたどっています。
イスラエルは検問所を再び開いたとしても支援物資を国連などが配給するシステムを停止し、イスラエル軍の監視下で物資を配ろうと考えているとしています。