サイバー攻撃を未然に防ぐことを目的とした、いわゆる「サイバー法」が参議院本会議で与野党の賛成多数で可決し、成立しました。
関口参議院議長
「よって両案は可決されました」
「能動的サイバー防御」導入法は政府が電力や通信などの基幹インフラ事業者と協定を結んで通信情報を取得・分析できるようにするものです。
攻撃の恐れがある場合は独立機関の承認を得たうえで警察と自衛隊が攻撃元のサーバーに侵入し、無害化する措置を取ることができます。
衆議院の審議でプライバシーの侵害などの懸念をふまえて憲法で定められている「通信の秘密」の遵守や国会への報告内容の明確化、3年後の見直し規定を設ける修正を行いました。