春の高校野球宮城県大会が開幕しました。地区予選を勝ち抜いた25校が、東北大会を目指して戦います。

 仙台市民球場で行われた開幕試合では、ウェルネス宮城と東北学院が対戦しました。

 2回裏、東北学院は2本のヒットとフォアボールで1アウト満塁のチャンス。3塁ランナーが飛び出しキャッチャーが牽制球。これが悪送球となり1点を先制します。

 更に東北学院は4回裏2アウト1塁3塁のチャンスで9番石黒選手が3塁線を破る2ベースヒットで1点を追加しリードを広げます。

 東北学院の先発サイドスローのエース荒投手は、ストレートと変化球を丁寧に使い分けウェルネス打線を8回まで2安打と封じ込めます。

 9回表にヒットとフォアボールで1アウト2塁3塁と一打同点のピンチを招きますが5番鈴木選手を空振り三振、6番新沼選手をセカンドゴロで切って取り見事完封勝利。東北学院が2回戦進出を決めました。

 東北学院荒投手「最後のイニングだったので力で押すだけかなと思いました。両サイドのコントロールを意識して、高さよりもサイドのコースを意識してました」

 大会の上位2チームは、6月に山形で開催される東北大会に出場します。