仙台市中央卸売市場でカツオの入荷が本格化しています。水揚げ量は例年よりも少なくなる見通しです。
16日朝、仙台市中央卸売市場には千葉県勝浦で水揚げされたカツオ約80トンが入荷しました。
3キロから4キロのサイズが1キロ当たり600円から750円ほどと、例年に比べ200円ほど高い価格で取引されました。
この時期にしては、脂が乗っているということです。
市場関係者を対象に試食会も行われ、カツオとタマネギにポン酢をかけたのっけ盛りが振る舞われました。
市場関係者「やっぱり旬のカツオをポン酢で食べるのが、一番おいしかったですね」「今からちょうど季節も暑くなって、非常にさっぱりしておいしいと思います」
漁業情報サービスセンターによりますと、黒潮の流れの影響でカツオの漁場が変化していることから、2025年の水揚げ量は例年よりも少なくなる見通しだということです。 仙都魚類鮮魚部岡野力部長「序盤戦4月5月の水揚げ量自体は、決して多くないですね。5月後半から6月にかけて、宮城県に入船してもらえれば、皆さんにおいしいカツオが食べていただけるのかなと思っています」