日本製鉄は、USスチールへの買収計画をアメリカのトランプ大統領が承認したと発表しました。

 アメリカ政府に対して経営上の重要事項に拒否権を持つ黄金株を発行することや、国内生産などへの関与を持つことを盛り込んだ、国家安全保障協定を締結したとしています。

 これによりUSスチールは、日本製鉄の100%子会社となる見通しだということです。

 武藤経済産業大臣は、「日米間の緊密なパートナーシップの強化につながる」と歓迎するコメントを出しています。