短期的に単発で働くスキマバイトを提供するタイミーが、宮城県石巻市の水産支援団体と業務提携を結びました。水産業の人手不足解消が狙いです。

 業務提携を結んだタイミーと石巻市のフィッシャーマン・ジャパンは、互いに協議をしながら水産業で活用できるスキマバイトを提供していくことにしています。

 水産業で働く人を増やすほか、水産業の閑散期には別の仕事に就くなど様々な働き方を提案することにしています。

 タイミー地方創生グループ葛西伸也「まず水産業の開放的な労働環境を作っていくということと、そこに興味がある人にどんどん入ってきていただく、そこがかなり大事なのかなと」

 水産業は深刻な人手不足に直面していて、水産庁では2023年時点で約12万1000人いた漁業の就業者数が、2048年には6万8000人と半数近くに減るとみています。