東京都議会議員選挙の投開票まで1週間です。ANNでは各党にアンケートを行い、都が進めるプロジェクションマッピングなどのインバウンド政策について聞きました。
都は、夜間のインバウンド政策として26億円以上をかけて噴水をつくり、「ODAIBAファウンテン」として世界最大級の噴水ショーを計画しています。
政策に賛成 「この辺り一帯がだいぶ開発して時間が経っているので、新しい施設ができるのはいい」
政策に反対 「たくさん来ていただきたいですけど、噴水はあまり興味ないと思う。世界各国にたくさんあるので」
このほかにも都庁プロジェクションマッピングには、およそ8億円が計上されています。
ANNが行ったアンケートでは各党の意見が分かれました。
「どちらかと言うと賛成」と答えた自民党は、環境に配慮し魅力の継続的な発信を求めています。
都民ファーストの会は、街づくりと一体となったにぎわいの創出を求めています。
公明党は、一定の費用対効果が認められるとしています。
「どちらでもない」と答えた国民民主党は、地域住民との対話を丁寧に行うと同時に効果の検証をすべきとしています。
「どちらかと言うと反対」と答えた立憲民主党は、工夫が足りない。寄付や協賛を募り、公金の負担をなくすべきだとしています。
「反対」と答えた共産党は、公金の無駄使いで観光対策としても意味がないとしました。
東京維新の会は、税金投入を控えて規制緩和により民間を活用すべきとしています。
東京・生活者ネットワークは、オーバーツーリズム対策にも取り組む必要があるとしています。
れいわ新選組は、持続的な価値と効果があるのか疑問が残るとしています。
参政党は、環境保全に貢献する施設の方が大切。
社民党は、ハコモノ巨額投資ではなく都民の暮らしを豊かにする観光政策に転換すべきだとしています。
日本保守党は東京の価値を高めることにはならない。
再生の道は、維持管理費用が将来の重石として懸念されるとしました。
都議選の投開票は22日です。