「随意契約」による備蓄米の販売が各地で拡大する中、宮城県塩釜市で「一般競争入札」で落札された備蓄米の販売が始まりました。

 米の卸売販売などを行う宮城商事では15日から塩釜市の店舗で「一般競争入札」の備蓄米で2023年度産の精米を、5キロ税込み3240円で販売しています。

 随意契約の政府備蓄米(2000円)より6割ほど高く、通常の銘柄米よりは1〜2割程度安い価格です。

 購入した人「値段を見て安かったんで買ったんですけど、買ってみようかなって」

 宮城商事塩釜仲卸市場店・鈴木和夫店長「普通のブランド米も安く売ってはいるんですけど、それより安いものをという需要が結構あるので用意した。消費者の生活応援に一役買いたい」

 宮城商事では今後の売れ行き状況をみながら「入札備蓄米」を販売していくとしています。