国会では野党が提出したガソリンの暫定税率を来月から廃止する法案を巡って土曜日に質疑を行う異例の展開となっています。
自民党 船橋参議院議員 「7月1日までに対応可能なんですか」
政府担当者 「さまざまな課題に対応するための準備期間が必要だとすると(7月1日から制度を実施することは)困難だ」
自民党 船橋参議院議員 「本当にできるというふうに考えているのか」
法案提出者・日本維新の会 青柳衆議院議員 「できるという前提で法案を提出させていただいております」
野党側は、参議院財政金融委員会の理事会で21日の質疑後に採決するよう求めましたが、与党側は流通などへの影響を確認する必要があるとして反対しました。
自民党は「審議が不十分だ」として採決には応じない考えです。
参議院では与党が多数を占めているため、廃案となる見込みです。