週明けの日経平均株価は値下がりして取引が始まりました。

 アメリカがイランの核施設への攻撃に踏み切ったことを受け、投資家のリスク回避姿勢が強まっています。

 一時、先週末の終値より300円以上、下げました。

 仮にイランが中東から輸出される石油の重要なルートであるホルムズ海峡の封鎖に踏み切るようなことになれば、石油の9割以上を中東に依存する日本経済への打撃は避けられません。

 ただ、封鎖はイランにとっても最後の手段であるため、まだその可能性は低いとみる声が市場にはあります。

 円相場は「有事のドル買い」によって円安が進みました。

 現在は1ドル=146円前半で推移しています。