仙台市の小中学校で23日、給食の牛乳を飲んだ児童と生徒が味の異変や体調不良を訴えたことが分かりました。仙台市教育委員会は、24日からから2校での牛乳の提供を停止しています。
仙台市教育委員会によりますと、牛乳を飲んで味の異変を訴えたのは若林区の小学校児童13人と、太白区の中学校生徒65人です。
このうち、児童3人と生徒5人が腹痛や下痢などを訴え生徒3人が病院で受診しました。いずれも、重症ではなく快方に向かっているということです。
これを受けて、市教委は24日からこの小学校と中学校で給食での牛乳の提供を停止しました。再開のめどは立っていません。
学校給食の牛乳をめぐっては、2024年4月にも仙台市を含む宮城県12の市と町で、牛乳を飲んだ児童生徒が体調不良を訴え、牛乳の提供を一時中止しました。