任期満了に伴う仙台市長選挙は7月20日告示、8月3日に投開票です。26日に立候補予定者に対する説明会が開かれ、最終的に計8つの陣営が出席しました。
説明会には既に立候補を表明している2つの陣営など計8陣営の関係者が出席し、選挙管理委員会から立候補の手続きや選挙運動の注意点などについて説明を受けました。
仙台市選挙管理委員会鈴木繁雄委員長「説明会開催の趣旨を十分ご理解いただき、明るくきれいな選挙を推進されますようお願いをいたします」
仙台市長選挙にはこれまでに現職の郡和子氏(68)と、新人で地域ラジオ局社長の野田紀子氏(76)が正式に立候補を表明しています。また、伊藤優太仙台市議会議員が代表を務める政治団体、刷新の会が候補者の擁立を検討していると明らかにしています。
仙台市長選は7月20日に告示され、8月3日に投開票が行われます。
現職で3選を目指す郡市長は25日に会見を開き、市長選で掲げる公約を明らかにしました。
郡仙台市長「温かいお励ましの声やご期待の声、これを伺う中でやはりこうして花を咲かせたものを着実に結実するようにしていかねばならない。その責任を果たすのは私だというふうに決断をさせていただきまして」
郡市長は「笑顔あふれ世界から選ばれる仙台(まち)へ」をキャッチフレーズに、公約の3つの柱として『「ひと」が笑顔になる仙台(まち)』『「ひと」がつどう仙台(まち)』『「ひと」がつながる仙台(まち)』を挙げました。
この柱について「これまでもひと中心の街づくりという方向性を様々な施策に生かしてきた。今回の公約も一貫している」と述べました。
具体的な取り組みとしては、女性の健康上の課題を科学技術で解決するフェムテックを産学連携で推進、救急医療体制の確保、沿岸地域に更なるにぎわいをつくる貞山運河の活用などを挙げています。
郡仙台市長「この街が持っているポテンシャル、市民の皆様方の力、これを結集して更なるグリーネストシティ仙台、高みに導けるように力を合わせていきたい」