フィリピンで日本人2人が拳銃で撃たれ死亡した事件で、容疑者が逃走に使ったバイクが現場からおよそ600メートル離れた場所に乗り捨てられていたことが分かりました。

 首都マニラで15日、日本人2人がタクシーから降りたところ、近づいてきた男らに拳銃で撃たれ死亡しました。

 男らは2人の所持品を奪いバイクで逃走しました。

 現場はホテルや飲食店が立ち並ぶ繁華街で、目撃者によりますと、男らが乗ったバイクはおよそ600メートル離れた大通りに差し掛かる手前で乗り捨てられていたということです。

 その後の足取りは分かっておらず、現地当局が行方を追っています。

 マニラでは日本人が拳銃で脅される強盗事件が相次いでいて、現地の日本大使館が注意を呼び掛けています。