イラン軍がペルシャ湾で艦艇に機雷を積み込んだとみられるとロイター通信が報じました。ホルムズ海峡封鎖に向けた動きかとの指摘も出ています。

 イラン革命防衛隊は2日、「もし攻撃が続くならば、ペルシャ湾に安定したエネルギー市場は存在しなくなる」「私たちはまだ戦争状態にある」などとする声明を出しました。

 こうしたなか、ロイター通信はアメリカ政府高官の話として、イラン軍がペルシャ湾で艦艇に機雷を積み込んだとみられると伝えました。

 イスラエルとの攻撃の応酬が始まった先月13日以降の動きで、機雷はまだ海に置かれてはいないものの、イランがホルムズ海峡封鎖を真剣に検討している可能性があると指摘しています。

 ホルムズ海峡が封鎖されれば、石油の9割を中東に依存する日本には大きな打撃となります。