総務省が行った家計調査で、5月に2人以上の世帯が消費に使ったお金は31万6085円で、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月と比べて4.7%増加し、2カ月ぶりのプラスとなりました。
2022年8月以来の高い水準となりましたが、主な要因としては昨年の自動車認証不正問題による販売落ち込みの影響で「自動車等関係費」が46.8%の増加となったことが大きく寄与しました。 また、暑さの影響でエアコンやシャツ、洋服などの夏物衣類の購入も進みました。
さらに、節約傾向が続いていた野菜の価格高騰が落ち着いたことなどによって「食料」も2カ月続けて増加しました。
一方、コメは購入数量が減少したことで8.2%のマイナスとなりました。