今年の夏休みに海外旅行に行く人は、去年より2割余り増加するという見通しが示されました。
旅行大手のJTBによりますと、今年の夏休み(7月15日~8月31日)に1泊以上の旅行に出かける人は去年より0.8%多い延べ7464万人になる見込みです。
うち海外旅行者数は、ボーナスの増加や円安傾向の落ち着きなどをうけて、去年より20.8%多い244万人となる見通しです。
行き先は韓国とヨーロッパが最も多く(16.8%)、台湾と東南アジア(13.9%)が続きました。
一人当たりの平均費用は物価高もあって5.5%増え、28万9000円でした。
なお国内旅行者数は去年より0.3%多い7220万人、一人当たりの平均費用は、4.5%多い4万6000円と推計されています。