宮城大学で、貴重なニュースフィルムを見ながら、学生や地域住民が議論を交わす催しが4日開かれました。

 この催しは、学部の垣根を越えて活発な議論の場を設けようと、2014年から始まったもので、今回で27回目です。

 投影されたのは、宮城県図書館所蔵の16ミリフィルムで、米の品質向上を目指した、昭和30年代当時のニュース映像です。

 宮城大学学術情報センター長茅原拓朗教授「普段学んでることを、ちょっと垣根を越えて、かつ地域の方とも交流してもらおうということでやってます」

 この日は、貴重な3本のフィルムが上映され、参加した人たちは、自分の研究や子どもの頃の経験などを踏まえながら、宮城の稲作の発展について、和やかに議論を交わしました。