タイとカンボジアの国境地帯で係争地を巡る軍事衝突があり、タイ側でこれまでに14人が死亡しています。

 タイ当局によりますと、カンボジアと国境を接するシーサケート県で24日、コンビニエンスストアにカンボジア軍からの砲撃がありました。

 また、国境地帯の別の地域でも住宅が砲撃されました。

 タイ側ではこれまでに14人が死亡し、そのうち13人が民間人です。

 また、負傷者は46人に上っています。

 攻撃を受けてタイ軍は「民間人を狙った攻撃は非人道的な行為だ」などと主張し、戦闘機でカンボジア軍の拠点を空爆し、破壊したと発表しました。