猛暑と雨不足の影響で宮城県大崎市にある鳴子ダムの貯水率が、29日未明に0%となりました。
連日の猛暑に加えて雨の量が少ないため、大崎市の鳴子ダムでは貯水量が下がっていて、29日午前3時ごろに貯水率が0%になりました。
宮城県では稲作に多くの水が必要となる出穂期を迎えるため、東北地方整備局では通常は使わない最低水位以下の水の緊急放流を31年ぶりに行っています。
鳴子ダム管理所小嶋光博所長「下流の皆さんが水を必要としているため、普段は使わない水を緊急的に放流したい」
宮城県では、水不足で稲作にも影響が出ているため、農業用水に関する緊急の相談窓口を設けています。