30日、カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の地震がありました。気象庁は緊急の会見を開き、「少なくとも津波の高い状態が1日程度続くとみられる」と発表しました。津波警報の解除までは安全な場所にいるよう呼び掛けています。

 気象庁は緊急で記者会見を開き、津波警報が発表されている地域について、沿岸部や川沿いにいる人はすぐに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難し、注意報が発表された地域でも海の中や海岸から離れるように呼び掛けました。

 「津波は繰り返し襲ってくるため、警報が解除されるまでは安全な場所から離れないで下さい」としています。

 また、今後の津波の見通しについて「少なくとも1日程度以上は津波の高い状態が継続する見込みと考えている。満潮と津波が重なることで潮位がさらに高くなる可能性もある」としています。