トランプ政権の関税政策による物価上昇への懸念が広がるなか、アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は政策金利を5会合連続で据え置きました。

 FRBはトランプ政権の関税政策がインフレや景気に与える影響を慎重に見極めるため、5会合連続で政策金利を据え置きました。

 理事7人のうちボウマン副議長ら2人が利下げを求めて反対票を投じました。

 トランプ大統領は24日、FRB本部を訪問し、パウエル議長に対して直接利下げを迫り、30日にも自身のSNSで利下げを要求するなど圧力を強めていました。

 この後行われるパウエル議長の会見での発言に注目が集まっています。