先月30日に大阪市内で中国人観光客が襲われた強盗傷害事件を受け、中国大使館は日本側に対し、再発防止を求めるとともに在日中国人や旅行者に対し安全に留意するよう呼び掛けました。

 在日中国大使館は今月1日、ホームページで、先月30日夜、大阪市西成区で中国人観光客が男から暴行を受け財布などを奪われた事件について触れ、日本側に対し、再発防止と中国人に対する安全確保を求めたとする声明を掲載しました。

 これを受けて、中国国営新華社通信など中国メディアも相次ぎ報じています。

 一方、先月31日には中国・蘇州市の地下鉄で日本人の親子が襲われ母親が男に石のようなもので殴られてけがをするなど、日中双方で襲撃事件が起きています。