80代の祖父母を工具で殴り大けがをさせたとして、宮城県大崎市の29歳の孫が逮捕されました。

 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、宮城県大崎市田尻小松の無職、高橋祐貴容疑者(29)です。

 警察によりますと、高橋容疑者は4日午前7時40分から午後0時5分までの間、自宅と同じ敷地内にある祖父母の家で、ともに80代の祖父母を工具で殴るなどし、祖父に頭蓋底骨折や顔面骨折、眼球破裂などの大けが、祖母に頭蓋骨陥没骨折や肋骨骨折、肺挫傷などの大けがをさせた疑いがもたれています。

 祖父母の家を訪れた郵便配達員が発見し110番通報しました。

 祖父母ともに命に別状はないということです。

 髙橋容疑者は調べに対し、殴ったことは認めているものの、殺意は否認しているということです。