仙台市の太白区選挙管理委員会は、選挙人名簿の情報が記録された補助記憶装置=SSDを紛失したと発表しました。

 太白区選挙管理委員会によりますと、7月の参議院選挙で選挙人の名簿照会に使用したSSDを、仙台市長選挙の選挙人名簿へと変更しようとした際、鹿野小学校の投票所でSSDが無いことが分かったということです。

 紛失したのは、不具合を起こした際の予備のSSDで、鹿野小学校の投票所を含む太白区第3投票区の選挙人7531人分の住所や氏名、生年月日などが記録されていました。 現時点で個人情報の流出は確認されていません。

 データは仙台市の投票受付システム以外では閲覧することができないうえ、パスワード認証で保護されていることから、第三者が入手しても情報流出の可能性は低いということです。

 仙台市選挙管理委員会は、全ての区で物品のチェックリストの見直しや複数人による確認を徹底するとしています。