教師の働き方改革などで部活動が減っている中学生を対象にした、サッカーの合宿が行われました。

 宮城県松島町で県サッカー協会主催の2泊3日の合宿が行われました。

 元ベガルタ仙台の遠藤康さんも指導者として加わった合宿には、宮城県の中学サッカー部に所属する1・2年生30人が参加しました。

 松野陽樹さん「僕の学校が夏休み中の練習回数が多くなくて」

 八木琉伊さん「夏休みになって練習が減って、その分自主練を家で頑張っている」

 県サッカー協会・中学校教諭橋本勇人さん「宮城県の中学校は、長期休業中の土日は基本的には活動しない。天候によっては1週間サッカーができない」

 合宿では練習だけでは無く、女川町に移動し震災遺構を見学したり地元サッカーチームのコバルトーレ女川のOBから話を聞いたりして、これまでの復興への歩みを学びました。

 八木琉伊さん「1つ教えてもらっただけでプレーが変わったので、めちゃくちゃ良い機会で上手くなったと思う」

 県サッカー協会・中学校教諭橋本勇人さん「十分な練習ができていない子どもたちが、週に1回でも月に1回でも集まって専門的な指導を受けられる。そういった環境を定期的に作っていきたい」