水産物の消費と販路の拡大を目指そうと、水産加工会社がスーパーの仕入れ担当者などに商品をPRするイベントが仙台市若林区で開催されました。
仙台水産が毎年開催しているイベントには、東北を中心に水産加工会社など215社が出展しました。
年末商戦に向けてカニやアワビなど豪華な食材が並べられたほか、水産物を気軽に味わってもらおうと、新たな食べ方なども提案されました。
中津川夏帆記者「スペインなどで食べられているパンの上にマグロが乗った料理です。マグロがパンに合っていてとてもおいしいです」
石巻産のサワラのタタキの試食ブースも設けられ、仕入れ担当者が味を確かめていました。サワラはこれまで兵庫県など西日本で取れていましたが、温暖化によって海水温が上昇している影響で、近年は宮城県でも水揚げが増えているということです。
仙台水産伊藤真専務取締役「来ていただいたことで初めて見る商品もあると思います。発見をしていただいて、今まで無かったような販売の仕方や新しい商品を少しでも取り入れてもらえれば」