国立天文台によりますと、太陽と地球、そして月が一直線に並び、地球の影の中に月が入ることによって見える現象、「皆既月食」が日本全国で見られます。

 7日夕方に昇った満月が、日付の変わった午前1時27分に欠け始め、2時30分から3時53分まで、完全に月が地球の影に入る皆既月食の状態を見ることができます。

 今回の皆既月食は、2022年11月8日以来、およそ3年ぶり。前回は多くの人たちが歴史的な天文ショーを楽しみました。

 国立天文台は赤黒く見える、赤銅色(しゃくどういろ)に輝く月を楽しんでほしいとしています。

(「グッド!モーニング」2025年9月7日放送分より)