東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県名取市で、仮設住宅の跡地を活用した新たな住宅地が誕生しました。

 名取市愛島郷では、旧愛島東部仮設住宅の跡地を活用し、90区画の新たな住宅地の開発が進められています。

 6日は、モデルハウスのグランドオープンに合わせ記念の式典が開かれ、関係者が新たな復興のシンボルの誕生を祝いました。

 長谷工ホーム東北支店・佐藤健課長「津波が来るタイミングでここに逃げ込んできたという方も多くいらっしゃると思う。安心できるよねという町というところで、ここ良いなと思って住んでいただけたら」

 住宅地の近隣には医療モールや大型の商業施設があり、敷地内の公園は災害時の一時避難場所としても機能します。