宮城県加美町では、日本語学校の留学生たちが地域の人たちと一緒に初めての稲刈りを体験しました。

 稲刈りをしたのは、4月に開校したおおさき日本語学校で日本語を学んでいる台湾、ベトナム、インドネシアからの留学生27人です。

 学校では日本語教育に加えて地域の人たちとの交流を大切にしていて、農家の協力を得ながら鎌の使い方など稲刈りの方法を学んでいました。

 留学生「稲刈りは大変です。腰も痛いです。お腹が空いたです」

 刈り取るのは、5月に地域の人たちと一緒に田植えをした稲です。留学生たちは黄金色に実った稲を慎重に慎重に刈り取っていきました。

 留学生「農家の仕事はやっぱり大変ですよね」「疲れていますが、でも思ったより楽しいです」「ちょっと難しかった。(鎌の)角度はちょっと大変でした」

 おおさき日本語学校では、地域との交流を深める為にこうした農業体験を続けることにしています。