おいしいものを食べて温かい気持ちで年末を迎えてもらおうと、宮城県富谷市で1人暮らしの高齢者にお弁当が届けられました。

 エビフライやステーキ、黒豆や栗きんとんなどのおせち料理が入ったお弁当を届ける取り組みは、富谷市と富谷市社会福祉協議会が1992年に始めました。

 25日にお弁当を届けるボランティア約60人が参加して出発式が行われ、若生裕俊市長が激励しました。

 式の後、ボランティアが早速1人で暮らす高齢者の家を訪れて、お弁当を手渡しました。

 高齢者「たまにはこうやっていただくことも結構でございます。楽しんで味わいたいです」

 富谷市社会福祉協議会野田教雄さん「やっぱり喜んでもらえることが一番うれしいですね。いつも元気でいてほしいなと思って配達してます」

 お弁当は、約550人に届けられたということです。